2018/07/24 17:00

あの名作が18年の時を経て再び 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」を採点!

© 2017 Broad Green Pictures LLC
© 2017 Broad Green Pictures LLC

〈解説〉

ヴィム・ヴェンダース監督のドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(1999年)は、キューバのベテラン・ミュージシャンたちにスポットを当てて、世界中で大ブームを巻き起こした。あれから18年、現メンバーはグループとしての活動を終えることを決定し、“アディオス(さよなら)”世界ツアーを決行した。本作はそのツアーの他、2000年から始まった世界ツアーを含む彼らのその後の映像、メンバーが自身の生い立ちや音楽的ルーツについて語るインタビュー、亡くなった3人のメンバーの最期の様子、前作でカットされたアムステルダムライブのリハーサル映像などを交えて構成されている。ヴィム・ヴェンダースは製作総指揮に回り、『ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡』のルーシー・ウォーカーが監督を務める。110分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆前作に較べるとさすがに鮮度は落ちるものの、やっぱり音楽のおおもとに接するような嬉しさあり。爺様達オシャレー。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆50年前に会った人々が画面のなかで生き残っている。映像にもう少し技が欲しいが、あったらあったで不満を抱きそうだ。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆前作にない老ミュージシャンのプライベートな日常が魅力的で面白い。表現者たちの至福に満ちた老いを描いている。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆前作が地理的な横移動なら、今回は縦にも掘る。キューバ音楽史を巡る探究に唸り、バンドメンバー同士の愛と絆に涙。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆郷愁と別れの匂い漂う全編。キューバ音楽から覗く現代史。恋焦がれた気分の前作より熱は醒めているが、観ておくべき。

INFORMATION

『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』(英)
7月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
監督:ルーシー・ウォーカー
製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース
出演:オマーラ・ポルトゥオンド、マヌエル・“エル・グアヒーロ”・ミラバール、バルバリート・トーレス ほか
http://gaga.ne.jp/buenavista-adios/

(「週刊文春」編集部)

今日の運勢

おひつじ座

全体運

人づきあいがキーとなる日。この人と思ったら、わかりあえるま...もっと見る >