2018/10/08 17:00

ジョンソン大統領の苦悩と奮闘を描く 「LBJ ケネディの意志を継いだ男」を採点!

© 2016 BROAD DAYLIGHT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
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〈あらすじ〉

ワシントンで最も力をもつベテラン議員のリンドン・B・ジョンソン(ウディ・ハレルソン)は、1960年、民主党の大統領予備選挙で、北東部の若きエリート議員ジョン・F・ケネディ(ジェフリー・ドノヴァン)との争いに敗北する。共和党の候補を破り、第35代アメリカ大統領に就任したケネディから指名され、ジョンソンは副大統領に就任するが、次第に国政の中枢から遠ざけられていく。その苛立ちが諦めに変わった頃、遊説中のケネディ大統領が何者かに暗殺され、ジョンソンが大統領に就任する。のしかかるプレッシャーのなか、ジョンソンはケネディの悲願を受け継ぎ、公民権法の制定に突き進む。

〈解説〉

ケネディ大統領の陰に隠れがちなジョンソン大統領の苦悩と奮闘にスポットを当てる政治ドラマ。『最高の人生のはじめ方』のロブ・ライナー監督作。97分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆ケネディ暗殺死という大事件の秘話部分は興味をそそるものの、大統領就任後のベトナム戦争に関する描写が観たかった。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★☆☆☆顔メイクがすべてと思ってはいないだろうが、声や表情がドーランの下に埋もれる。R・ジェンキンスが出ると安心する。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆テキサスのタマのデカさを教えてやる、という台詞どおりに品性のなさが実直さと相まって、懸命なLBJの姿は感動的。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆JFK物のスピンオフ的佳作。「人気のない男」の美点を見つけていく視座は結構新鮮だ。中庸の才を讃えた映画でもある。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆テキサン魂のハレルソンの背徳感+妻役にJ・J・リー! 歴代大統領を演じる重圧か? 単なる安全な政治の教訓に着地。

INFORMATION

『LBJ ケネディの意志を継いだ男』(米)
10月6日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
監督:ロブ・ライナー
出演:ウッディ・ハレルソン、ジェフリー・ドノヴァン、マイケル・スタール=デヴィッド、ジェニファー・ジェイソン・リー ほか
http://lbj-movie.jp/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年10月11日号)

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