2018/10/28 11:00

小島秀夫が観た『search/サーチ』

 弱冠27歳のホットな人物がいる。

 それは天才監督アニーシュ・チャガンティだ。いま、ハリウッドの目利きたちが彼をサーチし始めている。ディズニーが、マーベルが、あるいはDCが次の“ユニバース”の担い手としてサーチしているはずだ。

 本作『search/サーチ』で劇場映画デビューを果たしたこの監督は、それほどの才能の持ち主だ。

映画史上初の、まったく新しい視点

 120年前に誕生した時から、映画は視点と時間軸の操作で成り立っている。現在作られているあらゆる映画は、この延長線上にあるといっても過言ではない。トーキーもカラーもVFXもCGも、この基本構造を変えたわけではない。たとえば異なった時間軸を編集によって操作する語りは、『市民ケーン』によって既に完成の域に達している。複数のカットを組み合わせるモンタージュの手法も、ヒッチコックの『サイコ』のあのシャワールームでの殺害シーンで頂点に達したと言えるだろう。

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