2018/11/27 17:00

“ギターの神様”が人生を赤裸々に語った 「エリック・クラプトン〜12小節の人生〜」を採点!

© BUSHBRANCH FILMS LTD 2017
© BUSHBRANCH FILMS LTD 2017

〈解説〉

“ギターの神様”と称されるイギリス人ミュージシャン、エリック・クラプトンが自身の生涯について赤裸々に語ったドキュメンタリー。ミュージシャンとしての輝かしい成功の裏側にある、9歳のときに実の母親に“拒絶”された経験や、バンドメンバーとの確執、ドラッグ&アルコール依存、親友ジョージ・ハリスンの妻への横恋慕、幼い息子のマンションからの墜落死などが、プライベートを含む写真や映像、手書きの手紙やデッサンなどの資料とともに綴られる。監督は、クラプトンと25年来の友人で、『ドライビング Miss デイジー』などをプロデュースしてきたリリ・フィニー・ザナック。135分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆公私にわたる貴重な映像が次々と。薄幸の中で音楽が救いに、というのがヒシヒシと伝わって来る。英国ロックの厚みも。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★☆伝記映画の定石を捨て、苦痛の内側に入り込もうとした不器用な労作。才能と悲運が玉結びになった人生は胸に刺さる。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★☆☆あれだけ人生を痛めた人が、どん底に落ちれば落ちるほど生きようとする姿が凄い。ラストのパパぶりには心底驚いた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆ブルースへの愛と内なる孤独。ギターヒーローの人生と音楽を詰め込んだ感涙のベスト盤。過不足なしゆえ満点でもいい。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆クラプトン大全集を一気読みした感覚。ブルーズに魂を捧げ、CREAM時代迄は視覚的に面白いがロマンス以降は鈍る。

INFORMATION

エリック・クラプトン〜12小節の人生〜』(英)
11月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:リリ・フィニー・ザナック
出演:エリック・クラプトン、B.B.キング、ジョージ・ハリスン、パティ・ボイド、ジミ・ヘンドリックス ほか
http://ericclaptonmovie.jp/

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年11月29日号)

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