2017/06/26 06:00

なぜ誕生日の自殺率は普段の1.5倍?事故死も急増との研究結果が発表

 誕生日に自殺する人は、ほかの日の1.5倍――。

 大阪大学大学院国際公共政策研究科の松林哲也准教授らの研究グループは、厚生労働省の人口動態調査の約207万人のデータを分析することで、「誕生日の自殺率は普段の1.5倍に及ぶ」という研究内容を発表した。

 欧米では、誕生日に誰からも祝ってもらえずに孤独感にさいなまれることで自殺する「誕生日ブルー」という仮説があるが、それが日本でも証明されたかたちだ。なぜ、人は生まれた日に死を選ぶのか。松林准教授に話を聞いた。

●誕生日に自殺や事故で死亡する人は圧倒的に多い

――昨年、「誕生日の自殺で亡くなった方は、ほかの日よりも50%多い」という研究結果が反響を呼びました。この研究を行ったきっかけなどについて、教えてください。

松林哲也氏(以下、松林) 誕生日前後の死亡リスクに関しては、これまで2つの仮説が存在しました。

 ひとつ目は「延期」仮説です。これは、誕生日に死亡する人の数は少なくなるという予想で、「誕生日など、自分にとって意味のある記念日を迎えるまでは生き続けようとする」という前提に基づいています。

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