2017/12/08 19:00

『刑事ゆがみ』、最後は浅野と神木の立場が逆転?「ゆがんだクライマックス」に期待

 近年は『マイティ・ソー』(パラマウント映画)や『バトルシップ』(ユニバーサル・ピクチャーズ)といったハリウッドの大作映画にも出演するなど、日本を代表する俳優となり、カルト感のある演技は抑えめとなっていたが、『刑事ゆがみ』の弓神は「久々に90年代の浅野忠信が戻ってきた」という感じだ。

 一方、羽生を演じる神木隆之介は、最初は「まじめで正義感の強い刑事」という役柄だったため、トリックスター的な弓神に翻弄される受け身のキャラクターだった。そのため、若干損をしているように見えたが、物語が佳境に入るにつれて狡猾な部分も見せるようになってきた。もしかしたら、最終話では2人の立場は逆転して、羽生のほうがヤバい奴になっているのかもしれない。

●事件の裏にある「女性の哀しみ」

 チーフ演出は『ガリレオ』や『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(共にフジテレビ系)で知られる西谷弘。

 灰色がかった映像と抑制された音楽は今のテレビドラマでは異色で、浅野忠信が出演していることも含めて、90年代のインディペンデント系の単館映画を見ているようだ。その意味でも、物語よりも映像が醸し出す雰囲気を楽しむ作品であり、毎回「映像が気持ちいい」と思って見ているうちに話が終わってしまう。

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臆病になってチャンスを逃すかも。先々のことを決めて行動する...もっと見る >