不倫疑惑の小室哲哉、幼児的ナルシズムの可能性…言い逃れできるとの自信過剰がアダに
●幻想的願望充足
不倫を否定し続けて、本当になかったことにしたいという願望もあるだろう。もちろん、否定したからといって、不倫の事実が消えてなくなるわけではない。だが、追い詰められるほど、願望を現実と混同しやすい。だからこそ、「不倫の事実がなかったらいいのに」という願望が本当に現実になるように思い込む。
このような幻想的願望充足は、しばしば幼児に認められる。「自分が王子様だったらいいのに」という願望があたかも現実であるかのように思い込むわけで、大人になっても幼児的ナルシシズムを引きずっている人ほど、この手の思考に陥りやすい。小室さんはナルシシストのように見えるので、幻想的願望充足の傾向が人一倍強くても不思議ではない。
●現状認識の甘さ
現状認識の甘さも、否定し続ける一因だろう。“男女の関係”になった決定的瞬間を撮られていることはまずないので(メディアが撮影することは物理的に不可能)、否定し続けていれば大丈夫と高を括っている。つまり、なめているわけだが、その結果、不倫相手が下着を頭にかぶった写真が流出した女優の斉藤由貴さんのように手痛いしっぺ返しを食らうこともある。