2018/04/26 19:00

『正義のセ』に潜む3つの不安…『HERO』が巧妙に避けていた「矛盾」とは

 年度はじめの春らしい新米検事の奮闘劇、わかりやすい勧善懲悪ストーリー、仕事と恋の両立を目指すアラサー女性など、王道の要素が多い『正義のセ』(日本テレビ系)。バラエティが好調な日本テレビとしては、「今作なら、ドラマも高視聴率を獲得できるのではないか」と考えていたのは間違いない。

 ところが、平均視聴率は初回が11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好スタートながら、2話で9.9%と早くも1ケタ台に転落。視聴率以上に気になるのは、視聴者や識者から辛辣な声があがっていることだ。

 なかでも多かったのは、「吉高由里子の見た目と話し方が検事に見えない」という声。しかし、それ以上に今後が不安視される要素が、当作には潜んでいる。

●失敗する姿を描けない、検事ドラマの難点

 真っ先に挙げられるのが、検事を主人公に据えたドラマの難しさ。

 検事が主人公のドラマで、みなさんがパッと思い浮かぶのは、木村拓哉主演の『HERO』(フジテレビ系)ではないか。中高年層なら、フランキー堺、橋爪功、中村梅雀主演の『赤かぶ検事奮戦記』シリーズ(テレビ朝日系、TBS系)かもしれない。つまり、「それほど検事のドラマは少ない」のだ。

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