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2018/08/06 17:00

世界的ヒットの宇多田ヒカル『初恋』は、なぜ30~40代男女の心を震わせるのか?

 宇多田さん自身、母である藤圭子さんを衝撃的なかたちで亡くされたりと、さまざまな事情を背負って生きているわけです。そのような彼女なりの人生経験をもとにした哲学が根底にあるからこそ、凡庸な青春ソングや人生応援ソングとは違う、強く深い包容力が存在しているのではないでしょうか。

 そんな宇多田さんの人間性そのものや、それを表現した歌詞に対して強い共感を覚えている方が、『初恋』を含めた彼女の作品を熱心に聴いているように感じられます。もちろん10代や20代の若いファンもいますが、彼女の曲によって力づけられるのは、酸いも甘いも噛み分けた人生経験を持ち合わせる30代以上の方が特に多いのではないでしょうか。ただ、単純に彼女の曲は本当にサウンド面だけ取り出してもカッコいい。そこに惹かれる若いファンも多い。だから彼女のファンは年齢層がすごく広いのだと思います」(岡村氏)

 宇多田ヒカルの歌詞の世界観は、いくつかの人生の岐路を経験してきた30代、40代以上に特に響き、それが大ヒットの要因になっているというわけか。今回話題となっている『First Love』との関連性にも、宇多田ヒカルの哲学が関係しているのだと岡村氏は続ける。
 
「前作の『Fantome』(編注:正式表記はフランス語表記)は亡くなったお母様に捧げられた作品で、『花束を君に』や『忘却』といった、“別れ”などの重いテーマを扱った曲が多いアルバムでした。それを踏まえて考えると、今回の『初恋』は、別れの後の新しいスタートを意味しているのではないでしょうか。

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