2017/07/20 16:00

【インタビュー】寛一郎 映画の世界へ踏み出す覚悟  “佐藤浩市の息子”と言われ続けることは「慣れている」

寛一郎『心が叫びたがってるんだ。』/photo:Naoki Kurozu
寛一郎『心が叫びたがってるんだ。』/photo:Naoki Kurozu
「いい俳優…いい俳優になりたいです」――。己の覚悟を噛みしめるように二度、口にした。映画『心が叫びたがってるんだ。』で出演作が初めて公開を迎える寛一郎、二十歳。

デビュー前から“佐藤浩市の息子”という言葉がニュースの見出しを飾った。今後もその枕詞は付いて回るだろう。そんなことは百も承知で、それでも父と同じ世界に飛び込んだ。強い覚悟と少しの不安を抱えて踏み入れた現場で、彼の心を解き放ったのは、同世代の仲間たちだった。

大ヒットアニメーション『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の制作チームによる劇場版オリジナルアニメーション『心が叫びたがってるんだ。』をアニメと同じ秩父を舞台に実写化した本作。“言葉”で大切な人を傷つけた過去を持つ高校生たちが、地域の交流会でのミュージカル制作を通し、成長していく様を描く。

寛一郎さんが演じたのは、かつて野球部のエースだったが、甲子園目前で敗れ、怪我のために投球もままならず、くすぶった思いを抱える大樹。「原作のアニメーションの中でも、大樹は大好きなキャラクターだった」と語る寛一郎さん。物語にも強く心惹かれたという。

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