2017/10/05 20:00

【インタビュー】菅田将暉×ヤン・イクチュン 男たちが拳を繰り出し続ける理由

菅田将暉×ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』/photo:You Ishii
菅田将暉×ヤン・イクチュン『あゝ、荒野』/photo:You Ishii
菅田将暉は「使命感」という言葉でこの305分の映画を世に送り出す意味を語った。

大人気の胸キュン恋愛漫画を原作にした、時代の空気に乗って作られたような映画ではない。いや、確かに寺山修司の原作小説に若者は熱狂した。ただし、50年以上も前のことだが…。新宿の街を這いつくばるように生きる、2人の男の姿が前後篇あわせて305分でつづられる。現代の邦画としては規格外。誰に頼まれたわけでもなく、作り手たちのただ「形にしたい」という熱い欲求によって作られた映画。いや、そんな流行りや空気と逆流する作品ほど、時代を色濃く反映するものなのかもしれない。

ヤン・イクチュンは、監督、プロデューサーら作り手たち、そして菅田さんの思いを受け止め、異国の現場で躍動した。

詩人、劇作家、エッセイストに映画監督、評論家と多彩な活躍で半世紀前の日本のカルチャーアイコンとして絶大な支持を集めた寺山の唯一の長編小説を映画化した『あゝ、荒野』。舞台を東京五輪後の2021年に置き換え、少年院あがりの新次と、吃音と赤面対人恐怖症に悩む床屋の青年・“バリカン”こと建二が新宿の街で孤独を抱え、もがき、葛藤しながら生きていくさまを描き出す。

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