2018/06/06 19:00

“こじらせ青春漫画”の名手、押見修造が「漫画家になれなかったかも」と語る原点とは

『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(C) 押見修造/太田出版 (C)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(C) 押見修造/太田出版 (C)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会
「惡の華」「ぼくは麻理のなか」など、近年映像化が続く漫画家・押見修造。7月には、彼のルーツが詰まった「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の実写化作品が公開を迎える。ヒット作が次々と映像化、人々を魅了させるその理由とは一体…? 今回、公開を控える映画と彼の作品の魅力に迫ってみたい。

■“こじらせた青春”を描かせたら右に出る者なし!?
2002年に「真夜中のパラノイアスター」でデビューし、ボードレールの詩集を愛読する少年が、強烈な自我をもつ同級生の少女と交流していくなかで、思春期特有の屈折した自分探しをしていく様を描いた「惡の華」が高く評価され、その名が広まるようになった押見氏。

物語の展開の巧みさ、押見氏がこだわる表情の繊細な描き込みは、役者や映画監督、クリエイターたちからも絶大な支持を得、本作はTVアニメ化。さらに、「漂流ネットカフェ」「ぼくは麻理のなか」はドラマ化、そして、「スイートプールサイド」は須賀健太ら出演で映画化され、彼の作品は映像化が続いている。

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