2019/06/20 14:40

難民の少年が演じる圧倒的リアリティ『存在のない子供たち』主人公のいま

『存在のない子供たち』 (C) 2018MoozFilms
『存在のない子供たち』 (C) 2018MoozFilms
『万引き家族』とともに昨年のカンヌ国際映画祭コンペ部門や本年度映画賞レースを賑わせた『存在のない子供たち』が、7月20日(土)より全国公開。本日6月20日(木)の「世界難民の日」に合わせ、全くの演技未経験ながら本作主演に抜擢され、 カンヌのレッドカーペッドに立つまでになった少年ゼインが語る特別映像が、シネマカフェにいち早く到着した。

今回到着したのは、映画主演で人生が激変したが実際に難民だった少年が、映画出演と撮影後の“現在”について語る特別映像。主人公を演じたゼイン・アル=ラフィーアは、ナディーン・ラバキー監督と共に昨年のカンヌ国際映画祭上映で鳴りやまぬ喝采と称賛の声に受け入れられた。本名と同じ役名でもあったゼインは、国内情勢の悪化によりレバノンへ逃れたシリア難民であり、ベイルートの住宅地にいた子どもの集団の中からキャスティングディレクターに見出された。

本作撮影後には国連難民機関の助けを得て、家族と共にノルウェーへ移住。ラバキー監督は「初めて会った時ヒーローになると思った。彼の目には特別な悲しみがあった」と振り返る。「学校に通いたかった」「平和な教育の場で読み書きを学びたかった」「撮影スタッフは人間らしく接してくれた」と、ゼインが語る心からの言葉が印象的だ。

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