2017/03/30 07:08

「例のあの人」は英語で? ハリポタ翻訳者が最も悩んだ言葉とは

正解は“You-Know-Who” 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 TM & (C) 2005 Warner Bros. Ent. , Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R.
正解は“You-Know-Who” 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 TM & (C) 2005 Warner Bros. Ent. , Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R.

 「ハリー・ポッター」シリーズの翻訳者・松岡佑子が、洋画専門CS放送ザ・シネマで映画『ハリー・ポッター』シリーズ全8作が一挙放送されるのを前に、最も翻訳に悩んだ言葉などを明かした。

 「言葉遊びは、すぐにひらめくときもありますし、いくらやっても出てこないときがあります。言葉のせいではなく、体調のせいかもしれないですけれど、降りてくるときには天啓がすぐに降りてきますし、ダメなときには何度シャワーを浴びてもダメなのです」。特に本作は独特の表現も多く、苦労も多かっただろう。

 そのうえ、松岡はもともと同時通訳者で、文学の翻訳はこれが初めてだった。「第1巻で一番翻訳に慣れていなかったとき、『You-Know-Who』という言葉が出てきました。これは皆がヴォルデモート(闇の帝王)の名前を怖がってその代わりに言う言葉ですが、そのまま『何某(なにがし)』では面白くないので、『例のあの人』にたどり着くまで何度も推敲しました。アシスタントをしてくれた友達や、編集者、校正者全員で考えてたどり着いた『You-Know-Who』ですが、今でももっと良い訳はないかと時々考えます」と最も悩んだ言葉を明かす。

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