2017/05/24 09:52

河瀬直美監督『光』カンヌで10分のスタンディングオベーション!永瀬正敏も全員感涙【第70回カンヌ国際映画祭】

映画『光』公式上映レッドカーペットでの水崎綾女、藤竜也、河瀬直美監督、永瀬正敏、神野三鈴 Pascal Le Segretain / Getty Images
映画『光』公式上映レッドカーペットでの水崎綾女、藤竜也、河瀬直美監督、永瀬正敏、神野三鈴 Pascal Le Segretain / Getty Images

 現地時間23日、第70回カンヌ国際映画祭で日本勢唯一のコンペティション部門出品作となる河瀬直美監督の映画『光』の公式上映が行われ、エンドクレジット中は盛大な拍手が鳴り響き、劇場が明るくなってからは熱烈なスタンディングオベーションが贈られた。時間にして約10分。河瀬監督、主演の永瀬正敏、水崎綾女、藤竜也、神野三鈴の全員が感激の涙を流し、互いに抱き合って喜びをかみしめた。

 『光』は、視力を失いゆくカメラマン(永瀬)と、視覚障害者向けに映画の音声ガイドを制作する女性(水崎)が心を通わせていくさまを丹念につづったラブストーリー。上映後の会場を出たところでは黒山の人だかりができており、その中心に居たのは河瀬監督とキャスト陣。興奮冷めやらぬ様子の観客から次々と写真撮影を求められ、口々に「コングラチュレーション!」と祝福の言葉を掛けられていた。

 上映後に取材に応じた河瀬監督は「言葉にならないものが自分の中に込み上げてきて、それをまだ整理できていません」と絞り出すようにコメント。永瀬は「エンドロールであんなに拍手をいただいて、その後あんなに長いスタンディングオベーションをいただいて……。エンドロールが終わったらかっこよく立ち上がろうと思っていたんですけど、(泣いてしまって)無理でした。あんなに温かい拍手は初めていただいたと思います」と笑顔を見せた。

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