2017/06/02 06:10

「昼顔」の続編が映画になった理由

紗和と北野、そして紗和と乃里子の物語でもあるところがポイント (C) 2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社
紗和と北野、そして紗和と乃里子の物語でもあるところがポイント (C) 2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社

 社会現象的な話題ともなった2014年放送の大ヒットドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の物語の続編となる『昼顔』の公開を控えた西谷弘監督が、映画化の狙いを明かした。

 ドラマ自体の企画は約4年前に遡るが、西谷は「女性同士の対峙や真っ向勝負の本音と生きざまのぶつかり合いを描こうと思った」と振り返る。そこに大人の恋愛を絡めるにあたり、当時はまだ今ほど風当たりが強くなく、アバンチュール的なイメージもあった不倫という枷を持ち込み、「不倫されど純愛」をスローガンに作っていった。ドラマは大きな反響を呼び、西谷としても「感触のいい作品だったので、死なせたくない」との思いがあって、放送終了後に続編の企画が浮上し、「僕としてはこの機会に映画にしてみたいと思った」という。

 物語に関しては、同じ役者が全く違う人物を演じる同じテーマの話から、上戸彩の演じたヒロインの紗和が北野とは別の既婚者男性と再び道ならぬ恋に陥るような話まで含め、さまざまなバリエーションを検討した結果、夫と別れて一人で生きていた紗和と、愛し合いながらも紗和と別れて妻・乃里子(伊藤歩)と暮らすことを選んだ北野(斎藤工)の再会とその運命を描く形になった。

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