2017/06/14 23:35

カリスマ首相の意外な弱さ…『チャーチル』主演俳優が明かす

チャーチルを演じたブライアン・コックス
チャーチルを演じたブライアン・コックス

 イギリスの名優ブライアン・コックスが新作『チャーチル(原題) / Churchill』について、5月31日(現地時間)ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

 ノルマンディー上陸作戦決行までのチャーチルの96時間を追ったドラマを、『レイルウェイ 運命の旅路』のジョナサン・テプリツキー監督が映画化した本作。ウィンストン・チャーチル(ブライアン)が英国首相に就任して5年。アメリカのドワイト・D・アイゼンハワー元帥は多くの戦死者が出ている第2時世界大戦を終結させるためにD-Day(ノルマンディー上陸作戦)の計画をチャーチルに伝える。しかし、膨大な数の犠牲者が出ると考える彼は、同作戦に難色を示す。

 チャーチルの精神的な弱さが描かれている今作についてブライアンは「チャーチルは、ノルマンディー上陸作戦が行われる半年前の1943年の年末に心臓発作を患い、かつこの作戦にも満足していない。第1次世界大戦当時、海軍大臣だった彼は、自身が計画したガリポリ上陸作戦で惨敗したから、同じ過ちを繰り返したくなかったんだ。僕はちょうどオーストラリアから帰国したばかりなんだけど、オーストラリア人の中にはチャーチルをあまりよく思っていない人たちもいる。多くの人々を失うという悲劇だったからね。チャーチルはその後もガリポリ上陸作戦の失敗に悩まされ、その悩んでいる状態から今作が始まるんだよ」と人々を統率するチャーチルのカリスマ性を描いたこれまでのドラマと、本作は一線を画すと話す。

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