2017/06/27 23:49

男子禁制の寄宿舎で唯一の男を巡る愛憎劇…ソフィア・コッポラ新作はリメイクではなく女性解釈版?

カンヌでは女性で史上2人目の監督賞を受賞したソフィア
カンヌでは女性で史上2人目の監督賞を受賞したソフィア

 人気女性監督ソフィア・コッポラが、新作『ザ・ビガイルド(原題) / The Beguiled』について、ソフィア作品常連のキルステン・ダンストと共に、6月22日(現地時間)ニューヨークで行われたAOL開催のイベントで語った。

 本作は、ドン・シーゲル監督&クリント・イーストウッド主演の映画『白い肌の異常な夜』(1971)を、ソフィアが女性の視点でリメイクしたスリラー。南北戦争時代、バージニア州の森にひっそりとたたずむ女学院の少女が、ある日、重症の兵士マクバニー(コリン・ファレル)を見つけ、彼女たちが暮らす男子禁制の寄宿舎に連れてくる。マクバニーの体力が回復すると次第に、唯一の男性である彼を巡り、校長マーサ(ニコール・キッドマン)、教師エドウィーナ(キルステン)、生徒のアリシア(エル・ファニング)ら女たちによる愛憎劇が起こり……。

 本作を手掛けた経緯についてソフィアは「女性グループが敵軍の兵士をかくまうオリジナル映画は、クリント演じるマクバニーの視点からほぼ描かれていたの。そこで今度は、女性の視点から新たなストーリーを想像してみたらどうかと思ったのよ。作家トーマス・カリナンの原作も女性の観点でつづられていたしね」と話す。また、オリジナル版ではマクバニーの過去が描かれるが、今作では観客も劇中の女性たちと同時に、マクバニーがどんな人物なのかを理解していく仕組みになっていることも明かした。

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