2017/07/31 23:46

「ナポレオン・ソロ」ロバート・ヴォーン、遺作は脳梗塞で口がきけなくなった父と娘の物語

映画『ゴールド・スター(原題) / Gold Star』より - Photo by Ben Jarosch
映画『ゴールド・スター(原題) / Gold Star』より - Photo by Ben Jarosch

 テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」でおなじみの名優ロバート・ヴォーンさんの遺作となった映画『ゴールド・スター(原題)/ Gold Star』について、主演・脚本・監督を務めたヴィクトリア・ネグリが、7月19日(現地時間)ニューヨークのカフェベネで取材に応じた。

 主人公は、音楽学校を中退し、何の目標も持たずにただ生きていた20代のヴィッキー(ヴィクトリア)。ある日彼女は、疎遠だった90歳の父親カーマイン(ロバート)が脳梗塞を患い入院したという知らせを母親ディアンから聞く。ヴィッキーは脳梗塞で口がきけなくなった父の介護をすることになるが、さまざまな困難が待ち受けていた。

 女優として10年以上のキャリアを持つヴィクトリア。ニューヨーク大学で演劇を学び卒業したものの、仕事のなさにフラストレーションを感じていたそうだ。それでも(独立系作品を通して)プロダクション・デザイン、アシスタント・ディレクターをするなどしながら脚本も執筆していたという。そんな彼女が今作で監督を務めることになった経緯は「2011年に実の父が脳梗塞になって、その時に自分がやりたいことをするには限られた時間しかないことに気づかされたの。それで今作を手掛けることにしたのよ」と語る。父親の介護をしている間に監督をする決意をした彼女は、当時24歳で、父親は87歳だったそうだ。

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