2017/07/29 16:42

満島ひかりは「演じるために生まれてきた人」

「演じるために生まれてきた人」と評された満島ひかり
「演じるために生まれてきた人」と評された満島ひかり

 女優の満島ひかりが29日、テアトル新宿で行われた映画『海辺の生と死』初日舞台あいさつに登壇し、4年ぶりの単独主演映画である本作で、戦中の奄美群島・加計呂麻島に住む女性トエを圧倒的な存在感で演じたが、父親役の津嘉山正種から「演じるために生まれてきた人」と絶賛され、照れ笑いを浮かべていた。この日は永山絢斗、井之脇海、川瀬陽太、越川道夫監督も登場した。

 本作は、島尾敏雄の私小説「死の棘」と短編小説「島の果て」、さらに俊雄の妻・島尾ミホの小説「海辺の生と死」をモチーフに、太平洋戦争末期の加計呂麻島で出会った海軍特攻艇隊隊長の朔中尉(永山)と、国民学校教師・トエ(満島)との、はかない恋の一瞬を描いた物語。

 満島は「島尾夫妻については、いろいろと思う人がいると思いますが……」と、後に島尾敏雄が出版した「死の棘」で夫婦の壮絶な顛末が描かれていることを引き合いに出して語り始めると、「激しさを持ち合わせた人ですが、わたしはピュアな愛を貫いた人として、島の持つ女性らしさと共に柔らかい姿を表現できればと思って演じました」と役づくりに込めた思いを語る。

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