2017/08/02 23:48

全米を震撼させた爆弾魔ユナボマー、ドラマで描かれる思春期の体験が壮絶…

爆弾魔ユナボマーを演じるポール・ベタニー
爆弾魔ユナボマーを演じるポール・ベタニー

 全米を震撼(しんかん)させた実在の爆弾魔ユナボマーことセオドア・カジンスキーと、彼を追跡したFBIエージェントを描いた話題のテレビドラマ「マンハント:ユナボマー(原題) / Manhunt: Unabomber」について、カジンスキーを演じるポール・ベタニーが、7月24日(現地時間)ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

 同ドラマは、カジンスキーの追跡にあたり、情報収集への革新的なアプローチで事件解決に貢献したFBIエージェントのジム・フィッツジェラルド(サム・ワーシントン)に焦点を当てた作品。彼はFBIの保守的なやり方に異議を唱え、言語学という新たな観点に着目。ニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙に送りつけられたユナボマー・マニフェスト(犯行声明文)の論調から、20年近く捕まらなかったカジンスキーの正体を解明していく。

 天才的な数学者カジンスキーについてポールは「彼の行為には誰も同情しないだろうけど、このドラマではIQ167もある子供が2学年飛び級して、思春期に既にハーバード大学に進学。さらに3年間もCIAの前身機関で(スパイ養成する心理学者の行動心理実験における)被験者になっていたことに触れ、同情の余地があるように描かれているんだ。ちなみにそこでの彼のコードネームは『Lawful』で、そのプログラムではかなり屈辱的な思いをさせられていたんだよ」と話す。ここでの体験が後のカジンスキーの犯行心理に大きな影響を与えたそうだ。

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