2017/08/25 20:11

“5万回斬られた男”福本清三、斬られ役の美学

日本一の斬られ役とも呼ばれる福本清三
日本一の斬られ役とも呼ばれる福本清三

 「5万回斬られた男」の異名を持つ俳優の福本清三が25日、大分県由布市で開催中の第42回湯布院映画祭の特別上映作品『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』シンポジウムに中島貞夫監督、女優の山本千尋らと共に出席、斬られ役の美学を語った。

 本作は、東映京都撮影所出身の中島監督が、京都で制作された時代劇の魅力や神髄について解説するドキュメンタリー。時代劇の斬られ役として長きにわたるキャリアを持つ福本は、「やはり、ちゃんばらは死にざまが一番だと思って、東映で斬られてきました。斬られる方にも色気がないとダメ。美学があってもいいんじゃないかなということがやっと最近、わかるようになってきました」としみじみ。さらに「斬られるということは大変なこと。殺陣師も(動きの)手は教えてくれるが、死に方は教えてくれないから。いろいろと一生懸命やりましたけど、今でも難しいなと思っています」と付け加えた。

 さらに福本は、「倒れるときはバーンと倒れること。いたくなさそうな倒れ方は、アカンと思う。お客さんが見ていて、絶対にあいつ頭打ってるで、と思わせるような痛みを感じてもらいたい。もちろん若い子にそうせいと言ったことはありませんが、僕はそれを心がけようと思っています」と語る。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

あなたの長所を生かせそうな日。好きなことに一生懸命取り組む...もっと見る >