2017/08/28 21:14

撮影後にモデルが射殺!『北陸代理戦争』に漂う生々しさ

当時を振り返る女優・高橋洋子
当時を振り返る女優・高橋洋子

 1970年代を中心に数々の名監督の作品に出演してきた女優の高橋洋子が26日、大分県由布市で開催された第42回湯布院映画祭内「特集 脚本家高田宏治」シンポジウムに脚本家の高田宏治とともに来場、東映実録やくざ映画末期の傑作『北陸代理戦争』(1977)について語りあった。

 『鬼龍院花子の生涯』『シルクハットの大親分 ちょび髭の熊』など、東映を中心に数々の話題作を発表してきた高田の足跡を振り返る本企画。「作品を選んだのはこちらの実行委員の方ですけど、上映作品を観ると、五社英雄さん、作さん(深作欣二監督)、松方弘樹なんかもいて。胸がいっぱいですよ」と高田が故人をしのぶと、高橋も「松方さんも地井(武男)さんもいないんですものね……」と続けた。

 この日上映された『北陸代理戦争』は、『新仁義なき戦い』シリーズの一編として企画されながらも、主演をするはずだった菅原文太さんが降板。『仁義~』の看板を外して仕切り直すも、撮影中に渡瀬恒彦さんが運転したジープが転倒して重傷・降板。果ては当時進行中の抗争をモチーフとしていたことから、映画公開後に本作のモデルとなった人物が射殺されるなど、スキャンダラスな側面がクローズアップされた因縁の作品として知られている。

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