2017/08/30 18:49

キム・ギドク暴行事件は、韓国映画界のパワハラ・モラハラを浄化できるか

キム・ギドク監督 Stefania D'Alessandro / Getty Images
キム・ギドク監督 Stefania D'Alessandro / Getty Images

 韓国映画界が揺れた8月3日。この日は、性や暴力描写など過激な演出で知られる韓国映画界の異端児キム・ギドク監督の映画『メビウス』(2013)を途中降板した女優が、台本にない演技を強要され暴行を受けたと7月26日にソウル地方検察庁へ告訴したことが明らかになった日だ。同事件の概要と現状をまとめる。

 8月4日、キム・ギドクサイドは声明分を出した。この内容は「頬をひっぱたいたのは暴力ではなく、演出の意図を理解させるためであって他意はない。暴力シーン以外に関してはシナリオにあるシーンを撮るために監督として最善を尽くす過程で生じた誤解。Aさんには申し訳ないことをしたと思うが、何しろ4年前のことであり、当時のことをよく覚えていない」とAさんに謝罪しつつも自身の釈明をつづったものだった。

 今回の事態に対し、全国映画産業労働組合はじめとする139団体からなる「映画監督キム・ギドク事件共同対策委員会」は8月8日に記者会見を開催。「イチ監督とイチ女優の枠を越えた映画界全体が抱える問題にとどまらず、映画監督という優越した地位を利用した事件だ」とし、韓国映画界が抱える構造的な問題であると指摘した。

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