2017/09/04 06:25

脚本家・野島伸司が「高校教師」の過激路線を封じてきた理由

野島伸司
野島伸司

 「高校教師」(1993)や「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」(1994)、「聖者の行進」(1998)などタブーとされる題材を扱った問題作を世に送り出してきた脚本家・野島伸司。そんな彼が「性嗜好障害」をテーマにした新作ドラマ「雨が降ると君は優しい」を書き下ろした。「ずっと休んでいた本当の野島伸司が久々に仕事をした」と笑顔で語っていたが、そこにはコンプライアンスという言葉のもと、ドラマ界を取り巻く環境の変化が大きく関係していた。

コンプライアンスに抵触し、お蔵入りの危機も

 「雨が降ると君は優しい」は「性嗜好障害」に陥った妻と、その事実を知ってしまった夫との究極の愛の形が描かれた作品だ。本作を企画したのは3年前だったが、実現までには大きな困難があったという。

 「地上波や衛星波、いくつかの放送局に企画を持っていったのですが、どこも『性依存』という部分がコンプライアンスに引っ掛かるということでNGになった。完全に暗礁に乗り上げていたところ、Huluさんがやってくれるということになり、時間が掛かりましたが、実現することができたんです」。

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