2017/09/29 05:50

リリー・フランキー、障害者のパブリックイメージに疑問

リリー・フランキー 写真:中村嘉昭
リリー・フランキー 写真:中村嘉昭

 「身体障害者だって恋をするし、性欲もある」と障害者の性への理解を訴える活動家・熊篠慶彦氏が企画・原案を手掛けた映画『パーフェクト・レボリューション』(9月29日公開)。本作で、主人公・クマを演じているのが、熊篠氏と長年友人関係であるというリリー・フランキーだ。イベントなどでも、いつも明るく冗談を交えて性について語ることが多いリリーが、熊篠氏との交流や、自身が感じている社会の歪み、そして障害者への思いを語った。

 リリーは10年前に幕張で行われた「アダルトトレジャーエキスポ」で、熊篠氏が「障害者の性に関する活動」をしているのを知り、こうした行動の大切さを痛感した。そこから交流が始まったというが、「彼は常識人で紳士的。活動している内容だって『障害者だって恋愛したいし、性欲もある』という至極当たり前のこと。何で熊篠自身が、そんなことを声高に言わなければいけないのか」と疑問が湧いてきたという。

 続けて「どういう歴史でそうなったのかはわからないけれど、日本ってメディアが障害者を描くとき、絶対的にいい人でピュア、聖人か天使みたいなイメージを作ることが多いでしょ。それって障害のある人が、人権の前の、人間の本能すらないものというイメージの中で生きなければならない、ものすごく歪んだ世の中。障害者だって根性悪い人はいるだろうし、いろいろな人がいて当たり前。こうしたことを理解していない健常者が多い気がする」と自身の考えを述べる。

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