2017/10/05 10:12

アンネ・フランク逮捕の真相、元FBI捜査官が解明の試み

10月3日、元米連邦捜査局(FBI)捜査官が、70年以上前にナチスドイツにより強制収容所に連行されたアンネ・フランク一家に何が起きたかを、ビッグデータの集積と最新の捜査技術を駆使して解明することを目指すチームを立ち上げた。写真は2013年4月撮影 (2017年 ロイター/Michael Kooren)
10月3日、元米連邦捜査局(FBI)捜査官が、70年以上前にナチスドイツにより強制収容所に連行されたアンネ・フランク一家に何が起きたかを、ビッグデータの集積と最新の捜査技術を駆使して解明することを目指すチームを立ち上げた。写真は2013年4月撮影 (2017年 ロイター/Michael Kooren)

[アムステルダム 3日 ロイター] - 元米連邦捜査局(FBI)捜査官が、70年以上前にナチスドイツにより強制収容所に連行されたアンネ・フランク一家に何が起きたかを、ビッグデータの集積と最新の捜査技術を駆使して解明することを目指すチームを立ち上げた。

 アンネは1944年8月4日、2年間潜伏していたアムステルダムの隠れ家が発見され、収容所に送られて死去した。潜伏中の日記を父親のオットー氏が出版、世界で60カ国語に翻訳され読み継がれている。

 フランク一家の発見を巡っては、密告説などがあるが、真相は第二次大戦最大の謎とされている。

 20人のメンバーから成る再捜査チームを率いるのは、FBI捜査官を引退したビンセント・パンコーク氏。ロイターとのインタビューで「連行から約73年が経過し、目撃証言ができる人はほとんど死亡している。したがって、法医学的な根拠のことは忘れよう」と語った。

 捜査の根拠とされるデータには、ナチ協力者のリストや情報提供者、歴史上の文書、警察記録、新たな手がかりとなり得る過去の研究結果などが含まれるという。

 パンコーク氏は「入手可能なあらゆる当時の資料に当たっていく。いままで顧みられなかった情報がたくさん存在する」と述べた。

 パンコーク氏は、再捜査の目的は告発ではないと説明。アンネの逮捕から75周年となる2019年までに作業を完了する予定としている。

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