2017/10/06 07:34

俳優がぶっ倒れた!北野映画、緊張感を生む一発勝負の理由

一発勝負の現場が緊張感を生む 北野武監督 写真:高野広美
一発勝負の現場が緊張感を生む 北野武監督 写真:高野広美

 最新作『アウトレイジ 最終章』が10月7日から公開される北野武監督の撮影現場は、ほかの現場と違って、ドライ(カメラ無しで芝居を通しでやるリハーサル)を1回やったらいきなり本番に入ることで知られ、俳優たちの緊張もハンパではないという。だが、なぜそのやり方を徹底させているのか? 監督は何をそこに求めているのか? それによる効果と弊害は? いまさら聞けないそんな質問を、北野監督と本作が3本目の北野作品への出演となった大森南朋にぶつけてみた。

 すると、大森が「説明が無いまま始まる恐怖がいつもあります」といきなり戦慄の告白。さらに「今回の作品でも当日現場でマシンガンが傘に刺さっているのを知ったので、そういうことなのかと思い、監督がいない間に傘越しに撃つ練習をしました」と最新のスリリングなエピソードを明かす。

 ところが、それを聞いていた北野監督は「おいらは漫才出身だからね」と涼しい顔をしている。「だから、テストを重ねた方が役者に芝居が入っていくという道理がわからない。それに漫才は一発目が勝負で、やればやるほどネタを知っている客は笑わなくなるから、北野組でもその新鮮さを求めるやり方を踏襲して、特に指示も出さずにいきなり『どうぞ(やってください)』って言うんですよ(笑)」

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