2017/10/08 12:05

小橋賢児、俳優を辞めてから「死の淵をさまよったりした」

レインダンス映画祭に出席した松本優作監督と小橋賢児 Photo:Yukari Yamaguchi
レインダンス映画祭に出席した松本優作監督と小橋賢児 Photo:Yukari Yamaguchi

 映画『Noise』のヨーロッパプレミアが第25回レインダンス映画祭で開催され、松本優作監督と小橋賢児(NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」など)らキャストが上映後に観客の質問に答えた。2008年の秋葉原無差別殺傷事件を題材にした本作では、松本監督が脚本、編集も手掛けている。

 「24歳、(劇場長編映画)デビュー作」と紹介された松本監督はロンドンの観客から大きな拍手を受けた。事件当時10代だった松本監督は、デビュー作の題材として秋葉原無差別殺傷事件を取り上げた理由について、「その頃に僕の大事な友人が自殺しました。その時は映画を作ろうと思ったわけではありませんが、その二つのことがずっと心に残っていました」と明かす。

 事件の再現ではなく、今の秋葉原を舞台に複数のストーリーが交錯する群像劇になっている。松本監督は「何故こういった事件が起こるのか答えを出そうと作りました。そのためにいろいろな視点から映画を作る必要がありました。被害者の視点、加害者の視点、事件とは一見何も関係のない視点です。脚本の段階で答えを出そうとしていたのですが、見つかりませんでした。なので、スタッフ・キャストと、ワンシーン、ワンシーン考えながら撮りました」と語る。

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