2017/11/13 16:00

俳優・ルー大柴が高評価!映画祭で男優賞を受賞 “抑制されたリアル”に魅力

ルー大柴が男優賞を受賞した映画『戻る場所はもうない』
ルー大柴が男優賞を受賞した映画『戻る場所はもうない』

 タレントで俳優のルー大柴が和歌山県田辺市・紀南文化会館で開催された「第11回田辺・弁慶映画祭」コンペティション部門で男優賞を獲得したことが、12日に開催された授賞式の場で明らかになった。

 若手映画監督の登竜門として知られる同映画祭。今年は全国から147本の応募作品の中から9本の入選作品を選出、その中から本審査を経て各賞が決定された。今年はルー主演、笹井歳春監督の映画『戻る場所はもうない』が男優賞と、審査員特別賞にあたる「明日への期待賞」の2冠に輝いた。

 同作は若年性アルツハイマーを患う妹と二人で暮らす男(ルー)が営む果樹園を舞台に、実習生の失踪事件などを絡めて、静かにかつミステリアスに描き出した作品となる。

 審査を担当した映画監督の深田晃司は「正直、キャリアのある方なので、審査は紛糾しましたが、最終的には9本の出演者の中ですばらしいパフォーマンスを見せたのがルーさんであろうということになりました。抑制されたリアルな演技で、まるでそこにいる人かのように演じた、その演技力は卓越したものがあり、後進の俳優にとっても指針になる演技だったと思います」と講評。さらに「作品の完成度が非常に高い、隙のない作品だったなと思います。特にルーさんのキャスティングは、観客のパブリックイメージがある中であの役に選んだ監督の識眼は評価されるべきだと思いますし、その期待に応えたルーさんもすばらしい。ぜひ次回作を観たい監督でした」と称賛した。

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