2017/11/26 11:10

殺人ピエロ映画『IT』大ヒットの裏にあるこわいもの見たさの心理

恐怖に向き合い、恐怖を克服する……ピエロがコワすぎる『IT』 (C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.Photograph : Shane Leonard
恐怖に向き合い、恐怖を克服する……ピエロがコワすぎる『IT』 (C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.Photograph : Shane Leonard

 ホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が、公開3週目(11月18日~19日)にして初の映画動員ランキング第1位という、“異例の”快挙を記録。トップは初登場の映画になるのが通例の中、これは特別な事態だと言えるだろう。なぜ本作は公開後も観客を動員し続けているのか。

 そもそも本国アメリカでは、大ヒットを記録。公開週末(9月8日~9月10日)に1億2,340万ドル(約135億7,000万円)を超え、『パラノーマル・アクティビティ3』を超えてホラー映画のオープニング記録歴代第1位になり、『モンスター・ホテル2』を超えて9月公開映画のオープニング興収記録も塗り替えた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

 その背景にはアメリカならではの事情がある。まずこの国には、スティーヴン・キングの原作小説のモデルとなった、1970年代に33人を殺害したピエロの格好のシリアルキラー、ジョン・ゲイシーがいる。そして「殺人ピエロ」の都市伝説があり、YouTubeにもその動画が多数アップされ、この夏には各地で不気味なピエロの格好をした人物が目撃されてニュースにもなった。道化恐怖症(Coulrophobia)という用語もある。全米での大ヒットにはそんな背景がすぐに思い浮かぶ。

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