2018/01/17 22:28

老人ホームで再起を図る!?全てを失った劇作家の人生再生コメディー

サム・ホフマン監督(左)と主演女優イングリッド・マイケルソン
サム・ホフマン監督(左)と主演女優イングリッド・マイケルソン

 映画『ムーンライズ・キングダム』『はじまりのうた』で製作総指揮を務めたサム・ホフマンが、長編監督デビューを果たしたコメディー作品『ユーモア・ミー(原題) / Humor Me』について、1月9日(現地時間)、主演女優のイングリッド・マイケルソンと共に、ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

 賞の受賞経験もある劇作家のネイト(ジェマイン・クレメント)は、ある日、企画していた舞台劇が中止となり、妻から別れを切り出されてしまう。住んでいた家の家賃も払えなくなった彼は実家に戻ることにするが、風変わりな父親のボブ(エリオット・グールド)から老人ホームの舞台の演出を勧められ、老人たちや音楽を担当していたアリソン(イングリッド)と接することで、本来の自分を取り戻していく。

 今作では脚本も執筆したホフマン監督だが、自身の体験が脚本に反映されているのかと聞かれると、「ライターの葛藤が映画に描かれると時は大抵、脚本家の体験談が記されていることが多いね。僕が立ち上げたOld Jew Telling Jokes(60歳以上のユダヤ人がお互いにジョークを言い合うイベント)というウェブサイトがあって、それは本になり、オフ・ブロードウェイで舞台化もされたのだけど、その過程で、多くのジョークを語る老人に会ったんだ。今作は、父親のボブから執筆を始めたんだけど、そのキャラクターは彼らのジョークの影響を受けているね」と答えた。また、「ボブはジョークを言うことでネイトとのコミュニケーションを図っているように見えるけど、逆に距離を置くことになってしまうんだ」と説明。一癖も二癖もある父親ボブと息子ネイトのやりとりが見どころと言えそうだ。

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