2018/02/26 22:14

企画から15年以上!思想家カール・マルクスの若き日を描いた伝記とは

企画から15年以上かけたというラウル・ペック監督
企画から15年以上かけたというラウル・ペック監督

 マルクス主義を確立したドイツの思想家カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若き日を描いた話題作『マルクス・エンゲルス』(4月28日 日本公開)について、ラウル・ペック監督が、2月20日(現地時間)、ニューヨークのThe Orchardのオフィスでインタビューに応じた。

 1840年代のヨーロッパ。経済格差による貧困や労働条件に怒りを覚えた20代半ばのマルクス(アウグスト・ディール)は独自の経済論を唱えるが、その内容が過激すぎて、ドイツ政府から妻と共に国外追放される。だが行き着いた先、フランスのパリで、エンゲルス(シュテファン・コナルスケ)と出会い、二人は新たな労働運動を率いるために動き出していく。マルクスの妻イェニー役を、ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作『ファントム・スレッド』のヴィッキー・クリープスが演じ、映画『私はあなたのニグロではない』のペック監督がメガホン取った。

 西欧でカール・マルクスに関して描いた初の長編作品である本作について、ペック監督は「本作は2時間の映画だ。だから、僕はマルクス自身が徐々に進化し、彼の中でアイデアの革命が起きた時期、必要不可欠と思うマルクスの若き日を描いたんだ」と語り、マルクスのアイデアを映画に取り入れ、観客にそのアイデアを把握させながら、一つの伝記映画として描くのは、とても困難だったと明かした。

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