2018/03/14 20:41

宮崎駿監督の新作短編、タモリが声と音を一人で表現!「タモリさんに感謝」

毛虫のボロの声が魅力的! (c) 2018 Studio Ghibli
毛虫のボロの声が魅力的! (c) 2018 Studio Ghibli

 宮崎駿監督が初めてCGに挑戦した新作短編アニメーション映画『毛虫のボロ』の完成披露試写会が14日、三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室「土星座」で行われ、タモリが声と音を一人で全て担当していることが明らかになった。宮崎監督は本作についてコメントを寄せており、「タモリさんなくては、この映画は完成しませんでした」と、安西香月館長によって代読された。

 宮崎監督が『風立ちぬ』以来、約5年ぶりに映像を手がけた『毛虫のボロ』は、長年“虫の目から見た世界”を描く企画を温めていた宮崎監督が原作・脚本・監督を務めた14分20秒のアニメーション。草むらの中、夜が明ける前に卵からかえった毛虫のボロが、毛虫の仲間たちや外敵が行き来する世界へと踏み出すさまを描く。

 宮崎監督初CG作品として話題になっていたが、CGが使われた空気のゼリーなど動くものの表現が豊かな一方で、背景はこれまでのように手書きで描かれており、従来の宮崎監督作品らしさも感じさせる作品となっている。また、宮崎監督が感謝していたように、タモリは毛虫ボロの発する声から、ボロが動くことで生じる音、さらには女の子がこぐ三輪車から響く音まで、見事に体現。アニメーションと音声の織りなす絶妙な世界観は、ときおり観客に笑いを起こしていた。ちなみに、タモリは宮崎監督の短編アニメーション映画「やどさがし」(2006)でも矢野顕子とともに全ての音を声で表現していた。

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