2018/03/17 10:00

お花見ってなぜするんだろう?映画に答えが?

春といえば、やっぱりお花見ですね! masahiro Makino / Getty Images
春といえば、やっぱりお花見ですね! masahiro Makino / Getty Images

 いよいよ、お花見シーズンの到来! なぜ“お花見”というだけでこんなにウキウキしちゃうのか、誰もがいそいそ集まるのか。お花見や桜が出てくる映画から、その理由を探ってみた。(文:桑原恵美子)

その1.農耕民族としてのDNA

『博士の愛した数式』 (2005)

 なぜ日本人が花見を始めたのか、諸説あるが有力なのが、桜の開花が農作業を始める目安だったこと。それを今も感じさせるシーンがあるのが、交通事故で記憶が80分しか続かなくなった初老の数学者(寺尾聰)と家政婦母子の触れ合いを描いたこの作品だ。家政婦の杏子(深津絵里)と10歳の息子は、共に暮らすうち次第に、博士が語る数学の純化された秩序の美しさに魅せられていく。

 ある時、博士は杏子に誘われた散歩の途中、満開の桜を見上げ、「数学に最も近い仕事は農業だよ」と語りだす。「数学者もフィールドを選び、種をまけば、あとは一生懸命育てるだけ、大きくなる力は種の方にある」。その言葉は女手一つでの子育てに悩んでいた杏子に、息子の持つ“生きる力”を信じることの大事さを気づかせる。

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