2018/03/20 16:30

中国からの圧力の中、香港デレク・チウ監督にグランプリ授与でエール!

グランプリ(最優秀作品賞)に輝いた『中英街一号』(香港)のデレク・チウ監督 (C)大阪アジアン映画祭
グランプリ(最優秀作品賞)に輝いた『中英街一号』(香港)のデレク・チウ監督 (C)大阪アジアン映画祭

 第13回大阪アジアン映画祭のコンペティション部門などの授賞結果が17日に発表された。グランプリには、中国からの圧力を受け続けている香港の歴史と今を描いた社会派映画『中英街一号』(香港)が選ばれた。同様のテーマで描いた香港映画『十年』(2015)が数々の映画賞に輝きながら中国での上映禁止となった後だけに、勇気ある製作に挑んだデレク・チウ監督たちに賞でエールを贈る形となった。

 タイトルの中英街とは、香港特別行政区と中国広東省深センが共同管理する沙頭角地区にある境界線を意味する。同地区は英国統治時代の1967年に起こった香港暴動(六七暴動)の際に辺境地区として封鎖され、以来外国人はおろか、香港市民でも立ち入るには“禁区紙”という特別な通行証が必要だという。

 デレク監督は当時と2014 年の雨傘運動に象徴される現在の香港の状況が類似していると感じたことから、2つの時代を背景にした本作を製作。それぞれの運動に身を投じた若者たちを交錯させ、政治や時代に翻弄され続けている香港の歴史と人々をあぶり出している。

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