2018/04/06 22:05

松坂桃李、女性の欲望を受け止められるか?器の大きさに驚く

松坂桃李の本気。 写真:日吉永遠
松坂桃李の本気。 写真:日吉永遠

 石田衣良の小説『娼年』の映画化を、話題を呼んだ舞台と同じ三浦大輔監督とのコンビで完成させた松坂桃李が、“娼夫”という役を通して対峙した女性の欲望について語った。

 この映画は石田衣良が「僕にとって特別な作品」と語る原作の映画化作品で、松坂の演じるリョウは生きることに手応えを感じられず、「女なんてつまんないよ」とつぶやきながら虚しい日々を送る大学生。リョウはふとしたきっかけで娼夫として働きはじめ、女性たちの奥深い欲望に触れていくのだが「人は誰しも見られたくないところや知られたくない部分、そこに触れられたくない傷を持っているもの。この作品には極端に思える性癖や悩みを抱えた女性が登場しますが、現実でも女性というのはそうした“柔らかい部分”がある。リョウという役を通してそれらに触れ、とても優しい気持ちになりました」と振り返る。リョウの優しい眼差しが映画の奥行を深めているのは、松坂の役への解釈と演技によるところが大きい。

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