2018/04/25 20:01

廣木隆一監督、故郷・福島に向き合い続ける作品づくり

福島の元気が出るような映画をつくりたいと廣木隆一監督
福島の元気が出るような映画をつくりたいと廣木隆一監督

 廣木隆一監督が東日本大震災と福島第一原発事故をテーマに描いた映画『彼女の人生は間違いじゃない』(2017)が第20回ウディネ・ファーイースト映画祭で現地時間21日、イタリア初上映された。翌日開催されたトークイベントで廣木監督は、故郷・福島の現状に作品を通して向き合い続ける心境を語った。

 同作は福島の仮設住宅に暮らす区役所勤務のみゆきが、週末はそこから抜け出すように高速バス乗り、渋谷でデリバリーヘルス(以下、デリヘル)のアルバイトをするという二重生活を描きつつ、いまだに先の見えない被災者のやり場のない感情に迫った人間ドラマだ。廣木監督が2015年に発表した同名小説が原作だが、映画化に際しては「他人の目線で映画を捉えたい」と脚本を加藤正人に託している。  

 廣木監督が震災後の故郷の風景を作品に収めたのは、『RIVER』(2011)、『海辺の町で』(2013)、『さよなら歌舞伎町』(2015)に続いて4作目。廣木監督は「震災後に福島を舞台にした映画がつくられていて自分もどこかで撮りたいと思ってました。よく聞かれるのはドキュメンタリーを考えなかったのか? と。僕はやはりフィクションの監督なので、絶対ドラマで撮りたかった。それこそデリヘルというのもドラマだからこそ描ける」と本作を手がけた理由を語った。

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