2018/05/15 20:30

高畑勲さん「平家物語」実現ならず 鈴木P、40年振り返る

高畑勲さんとの苦楽を振り返る鈴木プロデューサー
高畑勲さんとの苦楽を振り返る鈴木プロデューサー

 4月5日、82歳で亡くなったアニメーション監督・高畑勲さんの「お別れの会」が5月15日、東京・三鷹の森ジブリ美術館で行われ、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが囲み取材に登壇。高畑さんと苦楽を共にした思い出や、高畑さんと宮崎駿監督の間に立ってきた彼だから語れるエピソードを明かした。

 約1,200人が参会した「お別れの会」を終え、取材場所に現れた鈴木プロデューサー。「高畑さんとは、監督とプロデューサーという立場で40年間、いい思い出もあるけど、そうじゃない思い出の方が多かったです」「監督とプロデューサーは共同事業者だから、2人が仲良くしてたら作品は作れない。そういう意味で、戦いでしたね」と高畑さんとの思い出を語り始めた。

 手掛けた高畑作品に『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『ホーホケキョ となりの山田くん』『かぐや姫の物語』などがあるが、「それぞれ全部覚えていて印象深い」という鈴木プロデューサー。「『火垂るの墓』で期日に間に合う、間に合わないから始まって、『平成狸合戦ぽんぽこ』では、どうせ遅れるとわかっているから、本当は夏公開なのに『春公開』っていうポスターを1枚作って、高畑さんの隣に貼ったんですよ。全然効果なかったですけど(笑)。『ホーホケキョ~』なんか、最初のシナリオが7時間半もあって。やりたくないけど、どうやって短くカットするかが僕の大テーマだった」と思い出は途切れることがない。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

やや身動きがとりにくい日。腰は重いのに、理屈ばかり並べてい...もっと見る >