2018/05/17 06:01

いじめをなくすには?「13の理由」脚本家が明かす、現代の切実な学園事情

5月18日より配信開始となる「13の理由」シーズン2
5月18日より配信開始となる「13の理由」シーズン2

 ネットいじめをきっかけに一人の少女が自殺へと追い詰められた過程を赤裸々に描いたNetflixオリジナルドラマ「13の理由」。2017年3月にシーズン1が世界同時配信されて以来、スマートフォンやSNSを通した友情、恋愛、人間関係など現代の若者たちの心の闇をリアルに描いていると話題の作品だ。先ごろ、シーズン2の配信を前に来日した、脚本・製作総指揮担当のブライアン・ヨーキーに、作品に託した思いや撮影秘話を聞いた。

 「13の理由」は、主人公の高校生クレイ(ディラン・ミネット)が自殺した女子高生ハンナ(キャサリン・ラングフォード)が遺したカセットテープを聞き進めていくうちに、彼女が死を選ぶに至った衝撃の真実を知ることになるというストーリー。原作は2007年に米国で出版された同名のヤングアダルト小説。

 これまで数々のヒットミュージカルの劇作家、プロデューサーとして活躍し、トニー賞やピューリッツァー賞を受賞したヨーキーが、この原作と出会ったのは、14歳の姪に勧められたのがきっかけだった。「一夜で読み切ってしまうほど、非常にパワフルな物語だった。登場人物たちが素晴らしくて、僕が学生だった頃、周りにいた同級生やいろいろな人たちを思い出したよ。そして、自分がうまく付き合えなかった人たちに対する後悔の念がよみがえってきた。本を読んだだけで、そんな気持ちにさせるなんて、テレビシリーズ化するに足る重要なテーマがあると思ったんだよ」と語る。
 
 ドラマは、同級生とのキス写真をSNSで一斉に拡散されたことから校内で孤立化していくハンナを軸にしながら、彼女を死に追いやった側の人間たちもまたいじめや暴力、性差別などの問題に直面している姿を描き、思春期ならではの複雑な心情やプレッシャーにさらされている現代の若者たちの実態を生々しく映し出す。「僕が高校生だった頃もいじめはあった。でも、当時はインターネットもSNSもないから、噂が拡散するにしても、何日も何週間もかかった。それが今は一瞬で広がり、ネットいじめは24時間途切れることがない。もしも今、僕が高校生だったら、生き延びられなかったんじゃないかと思うぐらい恐ろしい状況だと思うよ」とヨーキー。

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