2018/05/25 08:15

細田守監督、アニメは子供を描いてこそ!新作『未来のミライ』に込めた思い【第71回カンヌ国際映画祭】

カンヌ映画祭に参加した細田守監督&主人公の4歳児くんちゃん役の上白石萌歌 (c) 2018 スタジオ地図
カンヌ映画祭に参加した細田守監督&主人公の4歳児くんちゃん役の上白石萌歌 (c) 2018 スタジオ地図

 映画『サマーウォーズ』『バケモノの子』などで知られる細田守監督が手掛けた新作『未来のミライ』の主人公は、4歳の男の子だ。子供を描くことが難しくなってきているという日本のアニメーション界で本作を制作した意義について、細田監督が第71回カンヌ国際映画祭開催中の仏カンヌで語った。

 細田監督いわく「アニメーションは子供を描くもの」という考えは、もう昔のものなのだという。「他にも、昔のアニメーションは動物をいっぱい描いていたのですが、今はそれもあまりできないんです。今回は大変な努力をして犬も描いたんですけどね(笑)。今はああいうことはできない。もっと大人を描く、キャラを描く、というのがアニメーションの役割になった。でもそれに対して異議を唱えたいという気持ちがあるんです」

 その言葉通り、『未来のミライ』は生まれたばかりの妹に愛情を奪われてしまったと感じている4歳児の想像力に満ちた視点から、家族の姿や人生の形を映し出した意欲作。4歳児も犬も生き生きと表現されており、アニメーション映画ならではの魅力にあふれている。今年のカンヌ映画祭「監督週間」に選ばれた20作品の中、唯一のアニメが本作だということにも納得だ。

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