2018/06/18 08:15

『ノルウェイの森』以来の新作映画公開!村上春樹原作の映画に再注目

吉田羊がシングルマザーに『ハナレイ・ベイ』 (C) 2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会
吉田羊がシングルマザーに『ハナレイ・ベイ』 (C) 2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会

 著作がことごとくベストセラーを記録し、ノーベル文学賞発表の時期には必ず話題に上る村上春樹。その人気と知名度に比して映像化作品は多くはないが、今年は映画『ハナレイ・ベイ』(10月19日公開)が『ノルウェイの森』以来、8年ぶりの映画化作品として公開される。そんな村上の小説を原作とする映画作品を紹介する。

 村上作品の映画化1作目は『風の歌を聴け』(1981)。群像新人文学賞を受賞したデビュー作で、『ヒポクラテスたち』の大森一樹監督がメガホンを取り、小林薫が主演を務めた。大森は村上と同じく兵庫県芦屋市の出身で、中学校の後輩でもあるという間柄。原作が1979年に発表されたことを考えると、きわめて早い時期での映画化といえるが、主要キャストに音楽家の坂田明や巻上公一が名を連ねていることや、ATG(日本アート・シアター・ギルド)が製作していることも興味深い。

 その後の映画化作品は、短編小説を原作としたものが続く。大ベストセラーとなった「ノルウェイの森」が刊行された翌年の1988年に、『小津の秋』などの野村恵一監督が「土の中の彼女の小さな犬」を初監督作品『森の向う側』として映画化したほか、前衛的な作風で知られる山川直人監督が「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」(映画の題名は『100%の女の子』)、「パン屋襲撃」を短編映画化している。

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