2018/07/10 22:11

現代社会のゆがみを描いた衝撃作!『飢えたライオン』の緒方貴臣監督を直撃

プロデューサー・脚本・監督を兼任した緒方監督
プロデューサー・脚本・監督を兼任した緒方監督

 現在開催中のニューヨーク・アジア映画祭で、インターネットやメディアの報道がもたらす影響力を訴えた日本映画『飢えたライオン』(9月15日 日本公開)が上映され、6月30日(現地時間)、緒方貴臣監督がニューヨークのリンカーン・センターのエリノア・ブーニン・マンロー・フィルム・センターで単独インタビューに応じた。

 本作は、インターネット上での中傷やメディアの過熱報道よる現代社会のゆがみを克明に描いた衝撃作。高校生の杉本瞳(松林うらら)の担任が、児童ポルノ禁止法違反の容疑で警察に連行され、担任の性的な動画が出回ってしまう。さらに、その相手が瞳だといううわさが広まってしまい、家族やボーイフレンドからも疑われた彼女は、自殺に追い込まれていく。

 近年、行きすぎた報道で、報道の対象者を死に追い込んだり、全く異なった人生をその対象者が歩むことになるケースがある。緒方監督は、前作『子宮に沈める』で実際に起きた事件を基に描いたが、今作を製作する上でも、参考になった出来事や事件があったのだろうか。「前作『子宮に沈める』で図らずも事件関係者など誰かを傷つけてしまう可能性を知り、映像や情報の持つ暴力性を身をもって経験したんです。その後、日本で起こった事件の被害者に対する過熱報道を見て、本作の構想を思いつきましたが、当初は社会への問題意識からではなく、個人的な思いがきっかけでした」。監督自身が小学生時代にイジメを受けていた経験も反映されているそうだ。

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