2018/07/12 15:32

『コールド・スキン』と『シェイプ・オブ・ウォーター』の違いを監督が語る

この人ではない生き物の大群が襲ってきます……。 (C) Skin Producciones A.I.E - Babieka Films - Babieka Entertainment - Kanzaman France - Pontas Films (2016)
この人ではない生き物の大群が襲ってきます……。 (C) Skin Producciones A.I.E - Babieka Films - Babieka Entertainment - Kanzaman France - Pontas Films (2016)

 『ヒットマン』のザヴィエ・ジャン監督が、アルベール・サンチェス・ピニョルの小説「冷たい肌」を映画化したSFクリーチャーアクション『コールド・スキン』より、『シェイプ・オブ・ウォーター』との比較やクリーチャーデザインについてジャン監督が語ったインタビュー内容が、配給のハピネットより公開された。

 『コールド・スキン』は、孤島に暮らす2人の男たちが、毎夜襲い掛かってくる謎のクリーチャーと命懸けの激闘を繰り広げるサバイバルアクション。クリーチャーデザインを『パンズ・ラビリンス』などに携ってきたアルトゥーロ・バルセイロが手掛けている。上映は、新宿シネマカリテの映画祭「カリコレ2018」(7月14日~8月24日)、大阪・シネマート心斎橋ほかにて。(編集部・小松芙未)

以下、ザヴィエ・ジャン監督インタビュー全文

Q:映画化のために原作を読んだ感想は?

ストーリーがとても素晴らしくて、映画化したいと思いました。
なるべく原作に近いように映画化し、原作のストーリーをそのまま、100%に近い形で可能な限り映画に落とし込みたいと思いました。
また、「アネリス」のキャラクターが特に好きでした。

Q:どのような経緯で『パンズ・ラビリンス』のアルトゥーロ・バルセイロと組んでクリーチャーデザインを行うことになったのか。デザインについてリクエストした、また、こだわった部分は?

原作で描かれている特徴をベースにして、クリーチャーデザインを行いました。
原作のファンがとても多いので、ファンが想像していたようなクリーチャーであったと思ってもらえるようにデザインしました。
また、ダーウィンの進化論をもとにしてつくっていきました。リアリズムを追及し、この世界で本当に存在するような生き物をデザインしました。そのために、生物学者とも話し合いを重ね、水の中でどのように進化して、どのような外見になるのか、科学的なディスカッションをして、そこからデザインをしました。

Q:クリーチャーが大量に出てくるが、VFXで苦労した点は?

この映画では膨大なVFXを使っていて、特殊メイクとスペシャルエフェクトの両方を駆使しています。1,000カット以上のCGIを使ったシーンがあり、フルCGIのシーンも多くあります。ランサローテ島で撮影を行ったため、人が住んでいるところは隠さなければならず、島自体を長くするなどの調整も行いました。灯台については、実物大の灯台と小さい灯台をロケ地に作りもしましたし、イントロとエンディングはフルスペシャルエフェクトで制作しています。映画中盤のクリーチャーが大量に攻撃してくるシーンもスペシャルエフェクトで、子供のクリーチャーが出てくるシーンは、90%がCGです。
本作は、ヨーロッパで一番実力のあるVFXスタジオ、エル・ランチートのフェリックス・ベルジェスがVFXを手掛けており、J・A・バヨナ監督の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のVFXも手掛けています。

Q:カナリヤ諸島での撮影で印象に残っていること、苦労は? アイスランドでもロケハンをしたとのこと。印象・感想は?

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