2018/07/30 16:15

『カメラを止めるな!』大ヒットの起爆剤は観客の熱量!たった2館から100館に

『カメラを止めるな!』チラシ - (C)ENBUゼミナール
『カメラを止めるな!』チラシ - (C)ENBUゼミナール

 インディペンデント映画『カメラを止めるな!』が、6月23日に東京都内のミニシアター2館で公開後、着々と上映館を増やし続け、1か月以上のロングラン上映に続き、ついには全国で100館以上の映画館での上映が決定した。これまでは、大手映画配給会社作品の一人勝ちだった日本映画界に、新しい風を吹き込んだ本作のヒットには、一体どんな舞台裏があったのか。

 本作は、東京にある監督・俳優養成学校の「ENBUゼミナール」の映画として、上田慎一郎監督と俳優を目指す生徒たちで作成された低予算のインディペンデント映画。公開前にマスコミ向けに行った試写は計4回。メジャー映画は、マスコミ向けの試写を何度も上映するが、試写室をレンタルする料金などを考えても、インディペンデント作品で4回は多い方。だが、本作のプロデューサーであり、「ENBUゼミナール」代表の市橋浩治氏によると異例の事態はこの試写の時点からすでに起きていたという。最初の2回は、普通の試写と変わらない観客の数だったが、イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭でシルバーマルベリー賞(観客賞2位)を受賞して帰国後に行った3回目の試写は満員となり、4回目以降の試写には立ち見が出た。そして、作品を観た有名人も、自発的に自分たちのSNSにコメントを発信し始めた。有名人の推薦コメントというと、今やどの映画宣伝にもつきものであり、さほど特別なものでもないが、彼らが発信したコメントには、ただ事ではない「熱さ」がこもっていた。とにかく「誰かにこの映画を観て欲しい!」という切実な思い、純粋な映画愛がぎっしりと詰まっているコメントばかり。公式サイトのコメント欄には瞬く間に、コメントが並び出した。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

気になることがあったら徹底的に調べてみよう。周囲の人に教え...もっと見る >