2018/08/21 05:00

綾野剛・杉咲花・佐藤浩市で吉田修一の「犯罪小説集」映画化

佐藤浩市、綾野剛、杉咲花
佐藤浩市、綾野剛、杉咲花

 作家・吉田修一の短編集「犯罪小説集」(2016年、KADOKAWA刊)が、綾野剛、杉咲花、佐藤浩市の共演で映画化されることが21日、明らかになった。映画のタイトルは『楽園』。監督は『64−ロクヨン−』(前後編)の瀬々敬久で、2019年に全国公開される。

 『悪人』や『怒り』などこれまで数多くの著書が映像化されてきた吉田自身、「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて」と語る「犯罪小説集」は、犯罪とそれを取り巻く人々の業と哀しみを描いた五つの短編からなるクライムドラマ。映画ではうち二つの短編を原作として組み合わせて、脚色している。瀬々監督による脚本は、吉田と頻繁に意見交換を行い、作り上げられた。

 物語の原点は、青田に囲まれたY字路で起きた幼女誘拐事件。犯人は見つからず、事件直前まで被害者と一緒にいた紡(つむぎ)は心に深い傷を負うことになる。それから12年後、同じY字路で再び少女が行方不明となり、町営住宅で暮らす豪士(たけし)が犯人だと疑われる。追い詰められ、街へと逃げるが、そこで豪士は驚愕の行動に出るのだった。それから1年後、Y字路に続く限界集落で愛犬と暮らす養蜂家の善次郎(ぜんじろう)は村おこしの事業を進めていたが、話のこじれから村中の非難を受ける。善次郎は狂気に陥り、恐るべき事件へと発展していく。被害者の親友だった少女、容疑者の青年、限界集落で暮らす男、それぞれの人生が交差するとき、物語は衝撃のラストへと導かれる。

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