2018/09/28 09:02

底辺に生きるダメ野郎たちの痛快群像劇!タランティーノ絶賛の『ローライフ』

元覆面レスラーのモンストロ、クライマックスで見せる漢気に注目 (C) 2017 LOWLIFE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
元覆面レスラーのモンストロ、クライマックスで見せる漢気に注目 (C) 2017 LOWLIFE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 アメリカ社会の“底辺”に生きる人々の人生が交差するさまを描いた痛快な群像劇『ローライフ』が、今月29日より大阪・シネマート心斎橋、来月16日~18日に池袋・新文芸坐で上映される。クエンティン・タランティーノ監督から「天才、現る。強烈な一撃だ!」と絶賛を受けた一本だ。

 舞台はメキシコ国境に位置するロサンゼルスのとある街。不法移民やチンピラ、ジャンキーが交差し、犯罪・汚職のはびこる街で、それぞれに問題を抱えた登場人物を追う4つの物語が、やがてひとつになっていくさまが描かれる。

 タランティーノが絶賛し、章仕立ての別々のエピソードが集約していく犯罪群像劇ということから、名作『パルプ・フィクション』(1994)が思い起こされるが、『ローライフ』の主人公たちは、『パルプ~』のキャラクターのようなカッコよさは微塵もない、最低な人生を送る奴らばかりだ。

 元レスラーのエル・モンストロは、先代から受け継いだ誇りを胸に覆面姿で生きているが、現実には、移民の臓器売買や麻薬売買に手を染める悪党テディの使い走りとして借金取りの日々。彼の子を身ごもるテディの娘ケイリーは薬物中毒だ。さらに、元アル中で腎臓を壊した夫を抱えて途方に暮れる安モーテルの女主人クリスタル、刑務所で顔面に鉤十字の刺青を入れたおバカだが友達思いの白人ランディ、親友面でランディを利用する黒人会計士のキースなど、普通の映画ならまず主人公にならないであろう、ダメ人間たちがそろっている。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

あなたの持つ感受性が注目される日。作品づくりをしてるなら発...もっと見る >