2018/10/01 16:15

20年ぶりとなる日本人監督作『僕はイエス様が嫌い』が受賞!サンセバスチャン映画祭

快挙!ニュー・ディレクターズ賞を受賞した奥山大史監督 Photo:Jorge Fuembuena(C)San Sebastian International Film Festival
快挙!ニュー・ディレクターズ賞を受賞した奥山大史監督 Photo:Jorge Fuembuena(C)San Sebastian International Film Festival

 スペインで開催されていた第66回サンセバスチャン国際映画祭の受賞結果が現地時間29日夜に発表され、奥山大史監督『僕はイエス様が嫌い』がニュー・ディレクターズ賞を受賞した。日本人監督の同賞受賞は、1998年に行われた第46回の高橋陽一郎監督『水の中の八月 Fishes in August』以来20年ぶり、2人目の快挙となる。

 同作は奥山監督が大学卒業制作として挑んだ長編初監督作で、自身の体験を基に、ミッション系の学校に通うことになった少年・ユラの戸惑いや、かけがえのない友情などを描いた成長物語。カトリックの国であるスペインで宗教観を問う挑戦的な内容ながら観客の共感を呼び、さらにユラにしか見えない小さなイエス様が現れるというユーモラスな表現方法がウケ、公式上映では拍手が鳴り止まないほどの盛況ぶりだった。

 授賞式で記念の盾を受け取った奥山監督は「日本でも海外でも無名な僕に、こんな有名な賞を下さってありがとうございます」と緊張の面持ちであいさつ。さらに「今回評価していただいた映画は、若くして亡くなった僕の友達に向けて作った映画です。その友達とご家族に感謝します」と語ると、会場から温かい拍手が送られた。

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