2018/10/12 22:32

アルフォンソ・キュアロン監督、注目の新作モノクロ映画を語る

ベネチア国際映画祭ではNetflix初の金獅子賞をもたらしたキュアロン監督
ベネチア国際映画祭ではNetflix初の金獅子賞をもたらしたキュアロン監督

 現在開催中のニューヨーク映画祭に出品されている注目のモノクロ映画『ローマ(原題) / Roma』について、アルフォンソ・キュアロン監督と、女優のヤリーツァ・アパリシオ、マリナ・デ・タヴィラらが、10月5日(現地時間)、ニューヨークのリンカーン・センターのウォルタリード・シアターで行われた記者会見で語った。

 本作は、映画『ゼロ・グラビティ』のキュアロン監督が自身の幼少期の体験に基づきながら、1970年代のメキシコを舞台に、中流家庭の日常をメイドの視点で描いた作品。先住民の血を引く若い女性クレオ(ヤリーツァ)は、メキシコシティー・ローマ地区の中流家庭でメイドとして働いていた。だが、次第にその家で暮らす四人の子供たちを自分の子供のように考えるようになり、守る気持ちが強くなっていく。

 「ずいぶん長い間、僕のもとにあった気がする」とキュアロン監督が語る本作。12年前、映画『トゥモロー・ワールド』の完成後の頃から意識的に今作のことを考え始めたそうだが、製作には至らなかったという。「当時は、感情的な手法を源として映画を作ることが僕にはできなかったから、むしろ良かったと思っているよ。その時点では、草稿を書いていただけで、すぐに手放してしまったから、再び関わるとも思っていなかったんだ」と振り返った。自分の人生に近い人々にアプローチをかけて制作することにも、当時はためらっていたそうだ。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

落ち着いた気分で過ごせる一日。今やっていることを振り返り、...もっと見る >