2018/10/25 21:40

警察もサポート!薬物戦争での警察の暗部を描く映画続々製作

ブリランテ・メンドーサ監督
ブリランテ・メンドーサ監督

 先ごろスペインで開催された第66回サンセバスチャン国際映画祭で特別審査員賞を受賞したブリランテ・メンドーサ監督『アルファ、殺しの権利』が、第19回東京フィルメックスで特別招待上映される。前作『ローサは密告された』(2016)に続いて、闇深きフィリピンの薬物戦争を暴いた衝撃作だ。

 フィリピンでは2016年6月に、麻薬撲滅を掲げるロドリゴ・ドゥテルテが大統領に就任して以来、麻薬に携わる者は警官や自警団によって超法規的殺人が認められたことから、自主する者が相次ぐ一方、数千人の死者を出していると言われる。さらに実話を基にした『ローサは密告された』で描かれていたのは、警察による麻薬の横流しと保釈金の着服という腐敗した世界。麻薬撲滅がさらなる犯罪を呼び込んでいる様子がうかがえた。

 『アルファ、殺しの権利』では、またも警察の暗部をえぐる。警察官エスピーノは情報提供者を使って巨大薬物組織に踏む込み、銃撃戦の末に全員殺害。同僚たちが到着する前に遺体からドラッグを盗んで横流しをする。だが市内はフィリピン麻薬取締局(PDEA)により所持品検査が至る所で行われており容易に売買できない。そこで編み出したさまざまな受け渡し方法が披露されるのだが、これがスリリングかつダイナミックで見入ってしまうこと必至。

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